2023年に線路種に合格された、だーはま先生様の受験体験談です。(2017年の伝送交換体験談はこちら
(レイアウト・着色等の強調・編集は主に管理人が行っています。)
今年で35歳になった男です。
機械設計技術者→情報系専門学校教員→SEと転職をしています。試験に関係しそうな資格として、以下を取得しています。
以前に伝送交換種を受験したときに使用していたもの。
電気通信主任技術者(伝送交換種)により免除
電気通信主任技術者(伝送交換種)により免除
点数は112点でした。
ケアレスミスで数問落としていますが、7割近く得点できたので上々ではないかと思います。学習期間は1ヶ月半です。
"線路設備及び設備管理"のテキストを一周した後に、黄色本と 過去問解説.com 様で過去問の演習を繰り返しました。演習範囲はH24.01~R4.02までの10年分(20回分)です。
旧専門科目はやらずに"線路設備及び設備管理"科目だけとしました。テキストはやらなくてもいいかなと思います。
全体の8割程度が、過去問の類似問題またはそのままで出題となっていました。よって、広範囲の過去問を繰り返して演習することが合格への近道ではないかと思います。
黄色本一冊分の範囲では足りません。線路種では、古い年度からも多く出題されるようです。
信頼性の計算問題は、過去問そのままで再出題される可能性が高いです。 log の計算は難しくないため、ここは確実に得点したいところです。
水底線路にあたる問題も計算問題が出題される場合があります。こちらは 数Ⅰ程度のsin, cos, tan の計算ができれば問題ありません。
通信線路にあたる問題も、電線の弛みに関する計算問題があります。こちらは (WS^2/8T) を覚えておけばOKです。
セキュリティに関する問題は、ほぼ類似問題です。ISMSの運用方針、サイバー攻撃の種類と概要について押さえておけばOKです。基本情報技術者と同じくらいのレベルですので、ざっくりの理解で大丈夫です。
試験制度の改定で科目が減ったため、合格しやすくなったかなと思います。
線路種は新規問題が少ないことに加えて素直な問題が多く、伝送交換種より難易度は易しいと感じました。
以上、皆様の学習方針の参考になれれば幸いです。