受験体験記(だーはま先生様)

データ通信で取得された、だーはま先生様の体験談です。

(レイアウト・着色等の強調・編集は主に管理人が行っています。)

1.自己紹介

社会人8年目、現在29歳の男です。職種は機械設計者から情報系専門学校教員への転職組です。

関連資格として、電験3種,応用情報技術者,工事担任者AI・DD総合種を取得しております。学習期間と内容は、上記資格の知識を基にしたものです。

2.受験動機

・自身のスキルアップ
・名前がかっこいいから

3.使用した教材

イルカ,クジラ,カメ,オウム,フクロウ本は実際に書店で中身を見ましたが、個人的に微妙だったので使っていません。

4.受験科目

5.電気通信システム

工事担任者AI・DD総合種により免除

6.伝送交換設備及び設備管理

8割以上を得点できるよう、黄色本を繰り返し解きました。

ネットワークのハードウェア部分は工事担任者の参考書が、理論的な部分はマスタリングTCP/IPと応用情報技術者の参考書がそのまま使えました。

情報セキュリティも応用情報技術者の参考書でカバーできます。

設備部分だけはよい書籍がなく、過去問の解説が一番わかりやすかったです。

学習期間は1.5ヶ月ほどで70点でした。

7.法規

8割以上を得点できるよう、黄色本を繰り返し解きました。電気通信協会の法規本も買いましたが、ほとんど使わず。

学習期間は1ヶ月ほどで86点でした。

8.データ通信(専門科目)

8割以上を得点できるよう、青色本を繰り返し解きました。

こちらも設備科目と同様に、工事担任者,応用情報技術者,マスタリングTCP/IPの書籍がそのまま使えました。

初見殺しの知識問題が多いので、過去問だけだと厳しいかもしれません。

学習期間は1.5ヶ月ほどで63点でした。

9.感想

システム科目は免除ですが、何とか1回の受験で合格できました。

自宅では書籍で、スキマ時間ではスマホで「電気通信主任技術者(伝送交換)合格プロジェクト」様の過去問を利用して学習を行いました。

設備科目は同じような問題が多いので、過去問を繰り返し解くことが大事です。特に信頼度の計算問題は、数値が変わっただけの焼き直し問題ばかりなので確実に解けるようにしておいたほうがいいです。QC検定の知識も所々役に立ちます。

わからない単語がでてきたらネットまたは書籍で調べましょう。この科目は、広く・浅くですね。

法規科目は過去問だけでOKです。

最初は中々点数が伸びませんが、同じ条文が繰り返し出題されますので、回数をこなすにつれて自然と頭に定着してきます。最終的には全科目中で一番得点できるようになるはずです。

条文はしばしば改正されることがありますので、書籍は必ず最新版を使ってくださいね。

専門科目は情報処理試験の知識を流用できる,勉強時間の短縮を図る、という理由でデータ通信を選択しましたが、近年は難しくなっていることを痛感します。

通信方式やプロトコルの細かな技術・手順を問う初見殺し問題が多いので、なかなか安定しない科目になりつつあるかもしれません。

最低限、過去問で8割以上を安定して得点できるようにしておいたほうがいいと思います。

10.最後に

この資格の一番きつい点は、取得までに必要な費用の多さだと思います・・・。 過去問だけで12,000円、受験料が18,700円、参考書籍代、細かな雑費etc...、うっ、急に頭痛が!

お金を無駄にしないためにも、「絶対に取るぞ!」というモチベーションの維持が大切です。