平成30年度第1回の試験で線路(通信線路)に合格された足元一歩様の体験談です。
(レイアウト・着色等の強調・編集は主に管理人が行っています。)
通信系の仕事をしており、平成3年に「第一種伝送交換主任技術者」[1]を取得。いつかは「線路」をと思いながら、テキスト・過去問がほぼ無い状況と受験料の高さで二の足を踏んできました。
業務に少し余裕ができ、昼休みに電気通信主任技術者総合情報サイトを活用させていただき、少しずつ情報を集め、定年退職が近づいたこともあり、踏ん切りを決めました。
「電気通信システム」・「法規」は第一種伝送交換で免除
浅瀬野様も書いておられましたが、「信頼性」が必ず出題されます。パターンも限られており、信頼性問題だけのコピー(A4、6枚)を作り、繰り返し解きました。
線路設備及び設備管理 (日本理工出版会)を一通り読み、電気通信主任技術者試験 全問題解答集1<共通編>(日本理工出版会)を解きながら、ポイントとなる事項を Excel にまとめ (A4、30枚ほど)、緑マーカーと赤シートを使い暗記、また、過去問を解くというパターンを6周程繰り返しました。
過去問題集が無い為、上記HPを活用させていただき、過去問と解説を印刷してファイルにまとめ自前の過去問題集を作りました。
作るにあたり、HPに掲示されている解説だけで分からない場合は、ネットで調べながら、自分なりの解説を作っていきました。
週末だけしか作業できず、4か月ほどかかり、折れそうになる気持ちを維持するのが大変でした。
ポイントをまとめ(A4、30枚ほど)暗記と過去問を解くのは先ほどと同じです。
各章末に問題がついていますが、例えば、誤りを選択する問題で、誤り以外の選択肢が正しいかというと、それも誤りであったりします。
浅瀬野様が日本理工出版会の本は “地雷本” であると紹介されていたことを思い出しました。
これに気付いてからは正規な過去問だけを活用しました。
線路設備及び設備管理の問4(3)(ⅰ)信頼性確保のための冗長装置台数を求める問題で、計算結果は6台、選択肢は①→マークは「1」なのですが、「6」をマークしてしまいました。
線路設備及び設備管理は78点、通信線路は94点で無事合格でした。