受験体験記(john様)

勤め先の要望に応え、見事線路主任を取得されたjohn様の体験談です。

(レイアウト・着色等の強調・編集は主に管理人が行っています。)

自己紹介

3年目の社会人です。通信系の仕事をしています。

受験動機

会社から取れと言われてたので。

線路主任技術者試験

電気通信システム

工事担任者総合種で免除でした。

線路設備及び設備管理(H27年度第2回で取得)

勉強期間は2ヶ月。平日に1時間、休日に3時間くらい勉強しました。日本理工出版会の参考書をひたすら読んで参考書の問題を解きまくりました。

また参考書の問題は解説を読み、わからなかったところは更にネットで検索し、問題ごとにノートに補足事項として書いて暇な時に読み返してました。

また、すべての問題に対してエア授業をしました。エア授業とは自分自身を先生だと思って目の前に生徒がいると想定してなぜその問題の答えがそうなるか説明します。(ちょっと怖いですが 笑)

これができるようになるとかなり内容を覚えることができます。その後過去問5年分を繰り返し解きました。

セキュリティ系の問題と海底系の問題はすごい苦手だったので、その他の問題(架空構造物、メタル、光ケーブルの構造)で点数を取りました。72点で科目合格。

法規(H28年度第1回で取得)

勉強期間は2ヶ月。

平日に1時間、休日に2時間くらい勉強しました。参考書は古いものをアマゾンで購入しましたが、特に使用せず過去問五年分をひたすらやり込みました。68点で科目合格。

通信線路(H28年度第2回で取得)

勉強期間は4ヶ月。

平日に2時間、休日に6時間くらい勉強しました。参考書は日本理工出版会の新しいテキストを使いました。これに一番苦労しました。

過去問の流用率がかなり低く独特のデ協語に慣れませんでした。なので設備管理の説明で書いたエア授業をかなりやりました。また演習を多くしました。

過去問H18年度第一回からH28年度第一回(19回分)を一周しました。ですが結論として直近五年分の過去問で十分だと思います。

また、参考書の内容を録音してウォークマンで聞いたりしました。平日は家に帰ってきてから参考書を読んで演習して、翌日の朝に電車やバスに乗ってるときに読み返して復習しました。そして何よりクリスマスイブ、クリスマス、年末、三が日すべてをこの通信線路の勉強に充てました。これですごく自信がつきました。

非常にモチベーションを維持するのが大変でしたが、疲れたときはYouTubeでイチローが4257安打を打ったときの記者会見の動画を何度も見て元気をもらってました。83点で科目合格し、全科目取得しました。

全体を通して

こちらの浅瀬野さんのサイトには本当にお世話になりました!ありがとうございました。おかげさまで無事合格できました。特に信頼性の計算のページをよく参考にさせていただきました。

難しいというよりは本当に面倒な資格だと思います。なので一個ずつ科目合格できれば取れないことはないです。参考書の種類が線路だと全然種類がないのでそれが一番嫌でした。

あと参考書とか問題集の誤りが多くてやる気が削がれることがありました。

主任の一番の勉強方法は理解しながら数をこなすことだと思います。暗記は無理があります。(日本理工さん新しい線路の過去問題集作ってくれないですかね・・・。採算取れないのかな。)